岩盤浴の健康効果
岩盤浴とサウナは、体の温め方が大きく異なります。サウナは体の表面を温めていきますが、岩盤浴は体の芯から温めていくのが特徴です。
そのため、岩盤浴はサウナよりも長時間滞在できるため大量の汗をかきます。すると新陳代謝が高まり、体に溜まっている老廃物などを排出する効果が期待できます。
岩盤浴とは？
岩盤浴は、湯を使用しない浴室で天然鉱石を使って体を温める健康法です。
温めた鉱石から放出される遠赤外線により発汗を促し、頭のてっぺんからつま先までぽかぽかになります。また、鉱石が放つマイナスイオンにより、発汗とあわせて気持ちを沈める作用も期待できることが特徴です。
遠赤外線の力でおこなう岩盤浴では、サウナと違って粒子の細かい“サラサラの汗”が出ます。これは「天然の化粧水」と呼ばれるほど保湿効果が見込める、『皮脂腺』から出る汗のこと。日常生活ではなかなか開きにくい皮脂腺から出る汗には、体内にたまった毒素や老廃物を促し、新鮮な皮脂を放出する働きがあるのです。
岩盤浴の健康効果
岩盤浴に入ることで起こる発汗によって新陳代謝が改善されます。岩盤浴は温めた石からの遠赤外線効果と温かい石に直接接地するので、身体の芯から温まることができます。また、岩盤浴は、べたつく汗ではなく、さらさらの汗をかくことができます。その汗と一緒に余分な水分や老廃物を排出されるので、美肌効果・アンチエイジング効果・ダイエット効果が期待できます。
また、継続的な岩盤浴による平熱の上昇や、岩盤浴後の一時的な体温上昇などの温熱作用による免疫力向上や血行促進効果で、血液・リンパの流れが順調になり、肩こりやむくみの改善、花粉症などの各種アレルギー疾患改善効果や、生活習慣病の予防にもなります。
そして、仕事やスポーツの後など、疲れた体を癒しながら静かなリラクゼーションタイムを過ごしたい男性には最適です。
岩盤浴の正しい入り方
岩盤浴場では通常、専用浴衣や敷きマット（バスタオル等）が用意されています。
（一般的には岩盤浴料金にレンタル料が含まれています。）
①受付を済ませて、更衣室で着替えた後、水分補給して岩盤浴室に向かいます。
②指定された岩盤の上に、バスタオルを敷きます。
③バスタオルの上にうつ伏せで約5分寝そべります。
④仰向けになって約5分～10分汗を流します。
⑤休憩室で約5～10分ほど水分補給をしながら休憩します。
※水分補給はこまめにしましょう。
⑥岩盤浴室へ戻り③～⑤の手順を2セットほど繰り返すと効果的です。